手作りイーゼルあれこれ

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 私が知り得た手作りイーゼルのあれこれを紹介することにしましょう。
 どれも軽く持ち運びに便利なものばかり、しかも安上がりで簡単に作れます。
 この他にも、「こういうものもあるよ」と教えてくださるとありがたいです。
 順次紹介していきたいと思っています。


超軽量イーゼル NEW
こぼれび水彩クラブのWさん考案のとっても軽いイーゼルです。Wさんは屋外スケッチ大好き人間で毎週のように出かけられます。それだけに、荷物はできるだけ軽くするのがモットー。そこで考案されたのが発泡スチロールイーゼルです。F8サイズの大きさでわずか数グラムという軽さです。これなら持ち運びには全く苦になりません。奥様の助言を得て作られたそうです。
発泡スチロール枚でF8サイズくらいの1枚、それより幅が少し短い板1枚、三角形(写真参照)の板2枚、細長い板1枚を用意してください。F8より幅の短い枚に2箇所切れ込みを入れます。F8サイズの板には三角形の板を切れ込みの幅に合わせて透明のガムテープで貼り付けます。(板の厚みで垂直に立てられるように貼ってください。)その板の裏側(画板を置く表面になります)には長辺が板幅サイズの細長い板を透明ガムテープで貼り付けます。(同様に90度で止まるように貼ります。)これは画板がずれ落ちることを防ぐ役目をします。
注意すべき点は、切れ込みの幅を差し込む三角形の板幅よりも狭くすることです。(同じ幅に切るとぶかぶかして止まらなくなります。)発泡スチロールは柔軟性があるので少々狭くても差し込めます。
使用時は三角形の板を切れ込みに入れるだけです。板の角度は差込の具合で調整できますので、水彩画のように傾斜がゆるいイーゼルとしても使えます。このイーゼルの弱点は軽すぎて風が強いと吹き飛ばされることです。また地面に置いて使えますが、できれば適当な台の上に置く方が楽です。下記の「究極のイーゼル」の上に置いて使用するのも一考でしょう。

 

 

愛妻イーゼル
4,5年前、池田市の水月公園でスケッチしていたときに近くで描いておられたご婦人が使っていたイーゼルです。
細木で長方形の枠を作り底にブリキ板を張って蓋のない箱のような形になっている。 ブリキの底板に穴(縦に3つ)が空けられており、そこにカメラを取り付ける三脚のネジを入れて蝶ナットで締め付けて固定する仕組み。枠にはL字型の取っ手が二つ付けられていて、そこに横木を差して画板がずれ落ちるのを防止する。この横木と三脚は長方形の箱の中に収納できるのでとてもコンパクトになる。(底の上部が空いているのは三脚の上部の出っ張りを考慮したもの)
このアイデア、なかなかのものと感心して聞いたところ、旦那さんが奥さんのために作ってくれたと言う。アア、羨ましいと思い、いろいろと旦那さんの話を聞く内にお名前を聞くのを失念してしまった。

 


フレシキブルイーゼル
高槻絵画同好会の加藤誠さん考案のイーゼルです。
カメラ用三脚の上部にあるカメラとの固定装置を全部取り払います。固定装置と三脚を繋ぐ穴に見合った径のフレキシブルホース(ホームセンターで手に入ります。)を差し込み、ホースの先端には袋ナットを取り付け固定します。市販のバインダー(A3サイズ)に取り付けて完成です。画用紙はバインダーにクリップで留めます。
このイーゼルの利点はホースが自由に曲がるので傾斜角度を簡単に調整できること、そしてとても軽いことです。その代わり、ホースがバネのように働いて画板が揺れやすいという欠点があります。水彩画よりもクロッキーのような使用に適しているでしょう。
非使用時は写真のように画板と三脚はナットを廻すと離れるので持ち運びに支障はありません。

 

市販イーゼル用パレット・水洗器置き台
高槻絵画同好会の大原敏道さん考案の用具置き台です。
これはカメラ用三脚ではなく、ホルベインなどの絵画用イーゼル(従って真ん中の脚がない3本脚)に用具置き台をセットできるようにしたもの。置き台に三脚の二つの脚がしっかりと挟まるようにスライド式で横棒が出せるように工夫されています。さらに台の裏側にスライド式に細板を出せるようにし、その細板を伸ばして三番目の脚にゴムバンドを巻き付けて固定します。
市販のイーゼルはカメラ用三脚に比べて大きく重量があるが、その代わり丈夫でしっかりと地に足をつけるので少々の風でも倒れません。ただ、パレットや水入れ器を置く台がありませんので、用具を地面に置くと、一々屈んで使うことになり非常に疲れます。百均で売っているような台所用品の折りたたみ台を脇に置いて、その上に用具を載せて使う方法もありますが、大原さんの置き台だと軽くて簡単にセットでき、台の高さが自由に調整できるという利点があります。

  

究極の簡易イーゼル
こぼれび絵画クラブの小笠原弘さん愛用の簡易イーゼル(?)です。
段ボール箱の底と蓋を取り去って縁をナイロンテープで補強しています。この段ボールと敷物さえあればどこでもスケッチOKという手軽さです。現地で枯れ枝を適当に折って写真のように2本で四隅を支えその上に画板を置きます。
これぞ、究極の簡易イーゼル、さすが年の功と感心します。