堺旧燈台

旧堺燈台  2024/9 F8
先月、水彩クラブのスケッチ会で堺市の旧燈台を描きに行った。残暑厳しい日で汗だくで鉛筆スケッチを終えた。ところが色を塗ろうとしたら全然塗れないのだ、絵具をおいたところだけ紙に吸い込まれじわーと横に広がらずにそこだけ濃厚な色になる。しばらくして紙が乾くと塗った部分に色が薄くついているだけになる。これは完全に紙が風邪を引いている状態だ。いくらいらっても良くならず、もう嫌になって放置していた。それでもどうにかならないかと考えているとき「葦ペンの会」に誘われた、以前から水彩画クラブの会員のなかで葦ペンに真っ黒なインキをつけて勢いのある線で動きのある素敵な絵を描かれていることに魅了されていたので、早速体験参加させtもらった。帰宅後、見ようまねで葦ペン使って上書きしてみたものがこれ。やはり1回限りの体験だけではどうしようもないが、主役の燈台が少しクリアになったような気がする。旧堺燈台は明治10年に建てられた日本最古の木造洋式燈台で国指定史跡。私が子供のころよく遊んだ懐かしい場所である。


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