石見銀山大森の民家 2017/12 F8 |
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大森の通りを横切る川の縁に建つ大きな民家。その複雑な形状に惹かれ、裏側に回ってラフスケッチしてきた。自宅で水彩紙全面に薄く透明感のある模様を施してから描きなおした。ちょっとファンタジックな空気感が出たかなと思う。戦国から江戸期の鉱夫は35歳になると長寿の祝いをするほどの短命だったそうだ。宵越しの金は持たず、飲む・打つ・買うに明け暮れて太く短く生きていたという。この民家はそんなに古くないから鉱夫へのサービス業ではなかったと思うが、住まれていない様子だった。 |