年末に大阪府能勢町の長谷でスケッチ。二棟もわらぶき屋根を持つ農家に郷愁をそそられた。日差しはあるものの寒風が吹き付け寒かった。右端の木立は構図上必要かどうか迷った。カットした方が良かったかなと反省。(09/1/2)
1/2に掲載後、スケッチ仲間から、@右端の裸木は季節感を表す大事な存在で省けない、A庭木や茅葺き屋根の背後の大木が青々していて冬のようには感じない、B中央の大木が画面を縦に二分していて農家の横の広がりが感じられないので、背後の山より低くするか裸木に置き換える方が良い、C手前の景観の描き方が雑すぎるというようなご批評をいただいた。どれもそのとおりと納得した。まだ見えたとおりに描く写生主義から抜け出ていないのだ。今更大木は修正が効かないので、青々した樹木や日差しの陰を手直しした。(09/1/6 一部修正)
一部修正後に別の仲間から、大木の存在によるバランスの悪さは、鑑賞者の目が手前のあぜ道から農家の奥へすっと移ってくれるように修正すれば取り戻せるのではないかというアドバイスをいただいた。これもなるほどと納得。手前の白く光っているのは何だという疑問もいただいたので、近景をかなり手直しした。(09/1/15)
というわけで、2回も修正して申し訳ありません。少しは良くなりましたでしょうか。いろいろな方からご意見をお聞きして手直しするのも勉強だと思っていますのでお許しのほどを。 |
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