淀川のわんど

淀川のわんど 2022/9 F8
9月末、こもれび水彩クラブのスケッチ会に参加。会場は城北公園近くの淀川河川敷だった。わんどはまだ描いたことがないので見て回っていたら、「天然記念物イタセンパラ発見の地」と刻まれた石碑を見つけた。折しも近くで生物多様性研究センターの人達が湾処に入れた地引き網を引き上げている最中だった。それで捕獲した魚を種類別にバケツに小分けして生息数を数えている。バケツの中を見せてもらうとブルーギルやオオクチバスなど外来種が多く、タナゴなど在来種はずいぶんと少ないようだった。イタセンパラは入っていなかった。今時の若者達が完全防水着姿で汗だくになって活動しているのを見ると頼もしく頭が下がる思いがする。周りには平日なのにルアー釣りにきている若者も大勢いた。彼らも生態系を壊す外来魚の駆除に協力して欲しいと願いながらのスケッチだった。


トップページ >風景 >淀川のわんど  ←前の絵へ  次の絵へ