2008/7 F6 鶴町の船溜まり |
---|
箕面の旧家を描けたので、連休を利用して猛暑のなか大正区の鶴町までスケッチに出かけた。橋の下の日陰に陣取ると川面から風が吹いており汗が引いてきた。工場は休み、人通りもない。時折魚が飛び跳ねる。普段の喧噪が嘘のような静寂な光景だった。描き上げてみるとどこに主題があるのか判らない絵になっている。もっと構図を勉強しなければと思う。奥津国道氏のグリザイユ法を真似てみたが、どうもまだ上手くいかない。すぐ絵の具を塗りたくってしまうからだろう。透明水彩の特徴を活かしたうっすらと絵の具を塗るときにはグリザイユ法が効果的なのかなと思う。 |