鞆港の潮待ち小屋 2019/7 F8 |
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前回訪問時にもこの小屋を描いたが、鞆の歴史的遺構である雁木が入らず臨海の小屋という感じが薄かった。今回は雁木が入った構図にしてみたが出来がもう一つになった。今回は夕方と翌朝の2回スケッチ。おかげでこの港の干満差を知り得た。夕方の干潮時はこの石段の4倍以上も下方に海面があったのに、翌朝の満潮時はこの絵のような状態に。実に海面が3〜4mも上がったのだ。なるほど、それで潮の変わり目に潮流が加速され、それを無動力船は速度アップに利用していたのか、昔から潮待ち港として有名だが、きっとこんな小屋がたくさんあって潮待ちしていたのかな、などと思いながら描いていた。 |