天神橋  2011/11 29×47cm
絶好のスケッチ日和が続いている。こもれび水彩クラブのスケッチ会は、いつもの集合地ではもったいないと、天満の八軒家浜船着き場に集合となった。ここは水の都大阪と呼ばれていた頃の情緒が残っていて、どちらの方向を見ても絵になるので迷ってしまう。あちこちと彷徨った末に、結局元の船着き場付近から望んだ天神橋を描くことにした。
描いていると中之島の剣先から勢いよく噴水が上がり5分ほど続いた。しばらくするとまた噴出した。そんな繰り返しがあったので帰宅後に調べてみた。毎時00分と30分に噴出させて、水の都の象徴として川水で時を告げているそうだ。建築費は5000万円。うーむ、費用の割には何だか分かりにくいなあ。だが、絵に動きが出るかと思って点景として利用させてもらった。
大川はここから中之島を挟んで南側が土佐堀川、北側が堂島川になり、中之島の西端で両側が合流すると今度は安治川という名前に変わる。(11/6 彩色の調子など少し手直しした。)


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