広隆寺の弥勒菩薩 2018/1 四切 |
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1月度の川端画塾での習作。国宝第1号(彫刻)になったこの仏像、片方の頬だけちょっと緩ませたお顔を観ていると、実に慈悲深く感じて心が安まってくる。昨年末に描いた不動明王の怒りの形相と対照的だが、少しでもデッサンが狂うとまったく印象が違ってしまうのでなかなか難しかった。衆生の救済方法を思惟されている姿と言われているが、「ファシズムの14の初期兆候」(政治学者ローレンス・W・ブリット)が安倍政権になってからそっくり当てはまるような世の中になってきたことをどう考えておられるのだろうか。 |