2010/2 F6 湖西木戸浜
前作に懲りずまた川端さんを真似て墨汁で描いてみた。しかし所詮猿まねで何の取り柄もない駄作になった。 川端さんはモチーフ以外のものを徹底的にそぎ落とし、墨が醸し出す無限のディテールを生かして、感じたこと、伝えたいことをストレートに表現されている。対象をとことん煮詰めて作者のイメージを白紙に映し出す感性の鋭さにあらためて舌を巻いた。本当に学ぶべきものは、彼の画法よりもその感性なのに。我ながら浅はかなことだ。
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