| 祇園の路地 2019/5 56×43ｃｍ |
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| 水彩クラブのスケッチ会で京都の祇園へ出かけた。ここは巽橋辺りのお茶屋街。その中程に狭くて奥が深い路地がぽっかりと口を開けていた。入って見ると、L字と逆L字が繋がった形になって反対側の通りに抜けられた。近道として便利に利用されているようだ。両サイドは料理店やお茶屋の勝手口が並んでいて京情緒たっぷりの感があった。その路地に日光が射し込み始めた。急いで向かい側の電柱にへばり付くようにしてラフスケッチした。これはスケッチを元に雲肌麻紙に描き直したもの。麻紙の扱いはどうも難しい。繊維がささくれてしまった。 |