頬の欠けたアグリッパ

頬の欠けたアグリッパ  2016/6 四切
6月度の川端画塾での習作。アグリッパの石膏半面像が洋書を支えにして立て掛けられ、ライトが当てられていた。その半面像が頬から顎にかけて大きく割れていた。出土状態がそうだったのか、石膏像を落として割れたのか定かでないが、その割れ方が面白い。そこに目を付けてモチーフにしてしまう先生のセンスの良さに感心した。石膏デッサンは初経験。微妙な凹凸の表現が難しかった。洋書は省き、割れ目を強調するためにバックに濃い墨を入れてみた。


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