早春

早春  2013/5 四切
5月の川端画塾は、先生が現場で描かれた風景画が数枚立てかけられていて、その横に携帯のデジカメで撮ってこられた現場のスナップ写真が置かれていた。どの写真もどこにでもあるような平凡な風景だった。そんな風景からあのような素晴らしい作品に仕上げられるとは本当に驚嘆した。風景画も観たままに描くのではない、現場で何を面白く感じたのか、その面白く思ったことを自分ならどう表現するのか考えて描くこと、風景画も自己表現であり、そのために絵は創り出すものだということを強調されていた。この絵はスナップ写真と先生の作品を観ながら描いたもの。自分なりに描こうとしたが、ほとんど先生の真似になってしまった。

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