沢近式イーゼルの使い勝手が良いので、今度は水入れやパレットなどの道具類を画板の近くに配置したくなってきた。
  野村重存さんは、プラスチック製のパレットに水入れをセットしてスケッチブックに挟むというアイデアを披露されている。
  これは画板のすぐ横に絵の具と水があるので非常に効率よく絵が描ける優れものだ。
  しかし、野村流の挟み込み式では、ちょっと不便なところがある。
   @軽いプラスチック製パレットしか使えない。
     私のパレットは鋼製の大きなサイズのもの。絵の具を解く場所が広いので重宝しているが、重いのが難点。手に持って描くとすぐに疲れて、地面に置いてしまう。
    Aパネルに水貼りして描く場合は使えない。
     私の場合、スケッチブックよりも水貼りした用紙で描く時の方が多い。
    B水入れの容器が小さすぎる。
      たっぷりの水で筆を洗いたければ、大容量の水入れを地面に置くしかないが、はなはだ使い勝手が悪い。
  そういう分けで、 2,3試作してみた結果、一番簡単な方法で十分なことが分かった。
  (ただし、カメラ用三脚は高級品によくあるような三本脚だけのものは不可。真ん中に支え棒のある安価な三脚、 すなわち折りたたむと3プラス半本の4脚になるものだけに適応するので注意−下記写真参照−) 材料費は、沢近式イーゼルの残材などを使ったので、クリップ代の100円のみ。
  作り方も板に角材を貼り付けるだけの超簡単なもの。
  それでも5`くらいの重量ならば耐えられるので、 大サイズの鋼製パレットと容量の大きい水入れが置ける。
  一度お試しあれ。

  超簡単パレット・水入れ台

























                                 



 道具台のサイズは各自の用途に応じて適当に。 
  薄い板で十分だ。
  私は、水貼りパネル用に切ったシナベニヤの残材を利用した。
  サイズは35×14.5×0.5cm。











 裏側は、自作イーゼルの残材を木工ボンドで貼り付けただけ。
  私は左利きなので、左側に台が寄るようにした。
  右に少し偏って貼り付 けている。
  右利きの方は反対方向に偏るように貼る。

 角材のサイズも適当に。
  私の場合は、25×1.8×1cmで、でっぱり部分は12cmほど。
  置き台を広くさせて重量に耐えさせたい 方は長めがよい。
  しかし、その分持ち運びに不便になる。










  必要なのは、上記の台とクリップ3ヶだけ。
  クリップは、百円ショップで3ヶセットになったものを買った。

  沢近式イーゼル板とアルミ製のカメラ用三脚も写っている。 

 











 クリップは写真のように3点に留める。
  出っ張りの角材を長くした方は、もう一カ所の三脚の脚に
  真ん中のクリップと同じ高さで留める。















 台をセット
 真ん中の脚のクリップで角材が上方に浮き上がるのを止める。
 両側の脚に留めたクリップで板を支える。
 真ん中の脚に留める位置は両側に留める位置より少し高い。

 要するに、板が水平になるようにクリップ留めるだけ。
 もっと広い台の場合は、 もう一つの脚にもクリップを留める。
 二つのクリップで角材の浮き上がりを止める仕掛けだ。









 沢近式イーゼルと道具台をセットしたもの。
  大サイズのパレット用には、もう少し大きな板にすべきだった。
 普通サイズならばOK.
  手元に鋼製の普通サイズがなく、見本にプラスチック製を置いた。
  大きめの水入れも置けるスペースがある。














 どのくらいの重量に耐えるのか試してみた。
  10kgの鉄アレイは、真ん中に置くとダメだった.。
  しかし、三脚寄りに置くと耐えられた。
  5kgのウエイトならば十分に耐えられるではないかと思う。






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